石川郷土史学会は令和7年度から、北國新聞文化センターで二つの提携特別講座を開講しました。一つは令和7年が昭和100年にあたることから、毎月原則第1土曜日に「ふるさとの昭和100年」、もう一つは新年度とともに金沢城二の丸御殿の復元工事が始まり昨年は兼六園開園150年であったことから、原則第2土曜日に「金沢城と兼六園」を、石川郷土史学会の役員や会員が講師となって、2年間にわたり継続開講してまいります。
タイムリーな企画であるからか、毎回、大勢の受講生が聴講しています。
各回の内容は翌日、ブログ「石川の郷土史」で記事と写真を掲載しています。本特別講座は北國新聞文化センターを窓口にして、誰でも受講でき有料です。
「ふるさとの昭和100年」第1期(令和7年度前半・4月~9月)
第1回 4月5日(土)午後1時半~3時
「北陸新幹線開業と金沢のまちづくり」山出 保顧問(元金沢市長)
第2回 5月10日(土)午後1時半~3時
「気骨の昭和言論人三宅雪嶺と桐生悠々」藏角 利幸会長
第3回 6月7日(土)午後1時半~3時
「能登への鉄道・道路 光と影」東四柳 史明顧問(県七尾美術館長)
第4回 7月5日(土)午後1時半~3時
「大建築家谷口吉郎・吉生親子の偉業」増山 仁会員(前金沢ふるさと偉人館副館長)
第5回 8月2日(土)午後1時半~3時
「加賀八家 横山家の戦前戦後」横山 方子副会長
第6回 9月6日(土)午後1時半~3時
「軍都金沢の栄枯盛衰」 本康宏史金沢星稜大学特任教授
「ふるさとの昭和100年」第2期(令和7年度後半・10月~8年3月)
第7回 10月11日(土)午後1時半~3時
「奇跡21美の軌跡」鷲田めるろ氏(金沢21世紀美術館 館長)
第8回 11月1日(土)午後1時半~3時
「基地反対運動の先駆け 内灘闘争」竹田菊夫会員(内灘町文化財保護審議会会長)
第9回 12月6日(土)午後1時半~3時
「戦後犯罪史特異の事件と天狗橋事件」真山武志副会長
第10回 令和8年1月10日(土)午後1時半~3時
「昭和真宗王国、加賀の」木越祐馨会員(加能地域史研究会代表委員)
第11回 2月7日(土)午後1時半~3時
「まちづくりに警鐘『金沢診断』」水野一郎氏(谷口吉郎・吉生建築館前館長)
第12回 3月7日(土)午後1時半~3時
「城下町を生かした景観づくり」馬場先恵子会員(金澤町家研究会監事)
「金沢城と兼六園」第1期(令和7年度前半・4月~9月)
第1回 4月12日(土)午後1時半~3時
金沢城①「待望の二の丸御殿復元」藏角 利幸会長
第2回 5月17日(土)午後1時半~3時
兼六園①「造園の粋尽くした特別名勝」森永 寿久会員(県観光スペシャルガイド)
第3回 6月14日(土)午後1時半~3時
金沢城②「二の丸御殿を彩る障壁画」太田 昌子会員(金沢美大名誉教授)
第4回 7月12日(土)午後1時半~3時
兼六園② 「根本を成す『六勝』って何」横山 方子副会長
第5回 8月9日(土)午後1時半~3時
金沢城③「能登地震で崩れた石垣」冨田 和気夫特別参与(県金沢城調査研究所長)
第6回 9月13日(土)午後1時半~3時
兼六園③「シンボルことじ灯籠の謎」加藤 力氏(金沢城兼六園研究会名誉会員)
「金沢城と兼六園」第2期(令和7年度後半・10月~8年3月)
第7回 10月4日(土)午後1時半~3時
金沢城④「平成から始まった大復元事業」藤村秀人氏(石川県金沢城二の丸御殿復元整備推進室課長)
第8回 11月8日(土)午後1時半~3時
兼六園④「辰巳用水が水泉の源」木越隆三会員(石川県近世史料編さん室長)
第9回12月13日(土)午後1時半~3時
金沢城⑤「復元画から見えてきたもの」末松智会員(歴史考証復元画家)
第10回1月17日(土)午後1時半~3時
兼六園⑤「消えた14代慶寧の銅像」加藤力氏(金沢城兼六園研究会名誉会員)
第11回2月14日(土)午後1時半~3時
金沢城⑥「平成の幻となった辰巳櫓復元」増田達男会員(金沢工大名誉教授)
第12回3月14日(土)午後1時半~3時
兼六園⑥「文武の藩校を創設した11代治脩」石野友康特別参与(県金沢城調査研究所課長)