石川郷土史学会々誌は昭和43(1968)年12月に創刊、令和6年12月に第57号を発行しています。会員の1年間における研究の成果で、県立図書館に創刊号から最新号まで揃っています。B5判、モノクロ印刷。120~130頁前後。
第57号の論考は次の通り。(敬称略)
-
高井 勝己「織田信長の北陸覇権と守備配置」
-
山村 辰男「清川町地蔵尊」
-
真山 武志「金沢町奉行の内密調査」
-
高岡千栄子「私の生まれは加賀国府 育ちは能美古墳群」
-
藤村 進 「持明院本尊不動明王立像の市文化財指定 附・妙蓮」
-
酢谷 琢磨 「加賀藩資料からみた赤気攷」「確定:能登の語源はアイヌ語 NOTTUノットウ」
-
米澤 義光 「白山市白峰林西寺蔵旧・鬼瓦と鬼瓦製作師・若杉瓦について」「江戸時代後期以降の珠洲郡域軒桟瓦唐草紋概観」
-
田中リヨヌ「粟崎遊園の終焉について」
-
横山 方子 「正保五年正月 同弐年 京都御用書状跡書」
-
藏角 利幸 「金沢における子規派の形成過程 旧派からの急展開の実相を探る」
-
加納嘉津政 「越中新川郡返上問題と利長-幕閣と本多政重-」
-
徳田 寿秋 「伍堂卓爾における適塾入門の真偽」
-
福田 信一 「『偉人』森田柿園の実像と虚像 白山下山仏から百五十年に想う」